藩法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 08:50 UTC 版)
天正9年(1581年)から弘化4年(1847年)までの歴代藩主の法令を編纂した法令集に『御代々御式目』(全41冊)がある。また、諸役職の沿革については『紹襲録』、勤務規定については『御役成勤式』がある。町奉行の職務手鑑的なものに正徳4年(1714年)の『当官紀事』がある。 米沢藩は刑法典を制定することなく、判例に準拠して処罰を行った。主要な判例集には『御呵附引合』、『中典類聚』、『御裁許鈔』などがあり、それらを繋ぐと江戸時代全期の刑事判決が明らかとなる。それらに記録される刑種は約60種ほどで、中には闇討、郷替、出奉公、定価屋渡など、他藩ではあまり見られないものも含まれる。
※この「藩法」の解説は、「米沢藩」の解説の一部です。
「藩法」を含む「米沢藩」の記事については、「米沢藩」の概要を参照ください。
- >> 「藩法」を含む用語の索引
- 藩法のページへのリンク