藩札とは? わかりやすく解説

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はん‐さつ【藩札】

読み方:はんさつ

江戸時代諸藩財政窮乏を救うため発行した、その領内にかぎり通用した紙幣


藩札

読み方:ハンサツ(hansatsu)

江戸時代の諸藩発行した紙幣


藩札

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 01:20 UTC 版)

藩札(はんさつ)は、江戸時代に各が独自に領内に発行した紙幣である。以下では、狭義の「各藩が発行した藩札(大名札)」を中心に述べるが、実際上は、旗本が発行した旗本札寺社が発行した寺社札、宮家が発行した宮家札、地域で発行した町村札、私人が発行した私人札なども、広義の藩札として取り扱われることも多い。


  1. ^ 朝尾直弘、辻 達也 編『日本の近世3』中央公論社、1991年、82頁
  2. ^ 日本全史 1991年3月15日 講談社
  3. ^ a b 阿達義雄「明治文学に現われた天保通宝」『新潟青陵女子短期大学研究報告』第6巻第6号、新潟青陵女子短期大学、1976年、1-19頁、doi:10.32147/00001847ISSN 0386-5630NAID 1100002999122022年8月17日閲覧 
  4. ^ 日本銀行貨幣博物館展示および公式web
  5. ^ 金1両=銀60匁のため(市場相場はさらに上がる)
  6. ^ 松尾正人『維新政権』
  7. ^ 山本博文『「忠臣蔵」の決算書』(2012年、新潮社)など
  8. ^ ただし、長矩および浅野大学家、内蔵助の子孫(大石宗家)、三好藩は全て断絶している為、これに反論できる立場の者が皆無である。芝居(『仮名手本忠臣蔵』など)の創作で大野九郎兵衛が、藩札交換で準備した金を持ち逃げしたというのは俗説。
  9. ^ 「写真スライド・延宝赤穂藩札」広島市立中央図書館「おカネでみる広島藩」高木久史(2019年)
  10. ^ 長矩の遺品(「口宣案 長矩・従五位下・内匠頭」「赤穂郡佐用郡御年貢納帳」ほか)は脇坂氏が持ち去ったため、赤穂市にも広島市にもない(兵庫県たつの市「赤穂浅野家資料」・非公開)
  11. ^ 『池田家文書』(岡山大学所蔵)
  12. ^ 浅野氏入城400年記念事業平成29年度歴史講座「江戸時代の広島~浅野家と広島藩~」
  13. ^ 福山史編纂委員会編「福山市史 中巻」 1968年(1978年再版)
  14. ^ ただし、山田方谷は「借金を 踏み倒して改革で貯めた十万両」とも述べており、一部商人を切り捨てた可能性もある。山田の項も参照されたい。


「藩札」の続きの解説一覧

藩札

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 20:14 UTC 版)

岩村藩」の記事における「藩札」の解説

江戸幕府享保15年(1730年)に各藩対し年限期して藩札の発行許可した岩村藩金札二朱一朱銭札一貫文・百文等を発行した

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藩札

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 15:58 UTC 版)

苗木藩」の記事における「藩札」の解説

江戸幕府享保15年(1730年)に各藩対し年限期して藩札の発行許可した苗木藩元治年間金札二両・一両二分一分二朱等を発行した

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