船乗りシンドバードの物語の第三話 そしてこれは第三の航海である
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「船乗りシンドバードの物語の第三話 そしてこれは第三の航海である」の解説
次の航海では、船は「猿が島」という島に流される。無数の小猿が船をとりかこんで打ち壊し、乗客たちは上陸を余儀なくされた。島にはひとつだけ御殿が建っており、そこに住む大猿は、乗客のうち太っているものから順に、毎夜ひとりずつ丸焼きにして貪り食う。乗客たちは脱出するために筏を組み、大猿が眠っているうちに目をつぶして逃げ出すが、大猿はさらに大きな牝猿を連れてきて、シンドバードら三人のほかはすべて殺されてしまった。 筏でたどりついた島では大蛇が出て、次々と飲み込まれてしまう。ついにひとりだけになったシンドバードは板切れで大蛇から身を守り、通りがかった船に救助された。その船は第二の航海のとき乗っていたもので、シンドバードは置き去りにした財産を取り戻した。
※この「船乗りシンドバードの物語の第三話 そしてこれは第三の航海である」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
「船乗りシンドバードの物語の第三話 そしてこれは第三の航海である」を含む「千夜一夜物語のあらすじ」の記事については、「千夜一夜物語のあらすじ」の概要を参照ください。
- 船乗りシンドバードの物語の第三話 そしてこれは第三の航海であるのページへのリンク