舟形木棺

デジタル大辞泉

ふながた‐もっかん〔‐モククワン〕【舟形木棺】

読み方：ふながたもっかん

古墳時代の木棺の一種。丸太を縦に二つに割って中をくり抜いて作り、身と蓋(ふた)とからなる。身の両端を削り、舟の形に似るところからの名。

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舟形木棺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/17 09:35 UTC 版)

舟形木棺（ふながたもくかん、ふながたもっかん）とは、弥生時代や古墳時代にみられる刳抜（くりぬき）式の木棺。丸太を縦に2つ割りにして中を刳り抜いて棺身と棺蓋をつくり、それを合わせて長大な円筒形の棺として舟のようにかたちを整えたもの。

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「舟形木棺」の例文・使い方・用例・文例

• 日本最古の舟形木棺が見つかる
• 先日，愛知県名古屋市にある平(ひら)手(て)町(ちょう)遺跡で舟形木棺が見つかった。
• 舟形木棺は古墳時代によく作られていた。
• この舟形木棺は，溝で囲まれた四角い墓(方形周溝墓)の中央付近で発見された。
• 今回の発見より前，それまでに発見された中で最古の舟形木棺のかけらは京都府内で見つかっていた。