ホケノ山古墳
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ホケノ山古墳(ほけのやまこふん)は、奈良県桜井市箸中にある古墳。形状は帆立貝形古墳(纒向型前方後円墳)。国の史跡に指定されている(史跡「纒向古墳群」のうち)。
- ^ a b c d e f g h “纒向遺跡ってどんな遺跡?”. 桜井市纒向学研究センター. 2013年5月4日閲覧。
- ^ a b 奥山 2008, pp. 191–192.
- ^ 岡林, 水野 & 北山 2008, pp. 289–291.
- ^ “ホケノ山古墳と箸墓古墳” (日本語). 橿原考古学研究所附属博物館. 2019年10月28日閲覧。
- ^ 『ホケノ山古墳の年代について』邪馬台国の会
- ^ 「纒向型前方後円墳」参照のこと。
- ^ a b c d e f g h i j k 大和古墳群調査委員会. “桜井市 ホケノ山古墳(第4次調査) 現地説明会資料(2000年4月)”. 奈良県立橿原考古学研究所. 2013年5月4日閲覧。
- ^ 奈良県指定文化財一覧 (PDF) (奈良県ホームページ)。
- 1 ホケノ山古墳とは
- 2 ホケノ山古墳の概要
- 3 概要
- 4 文化財
ホケノ山古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/28 17:43 UTC 版)
桜井市大字箸中字ホケノ山に所在し、三輪山の西山麓、箸墓古墳の東側に位置する。葺石をともなう。1999年9月から奈良県立橿原考古学研究所と桜井市教育委員会によって発掘調査が実施された。墳頂部中央から「石囲い木槨」を検出した。大きな土壙内に内側の長さ約7メートル、幅約2.7メートルの石室状の施設で、その内部にコウヤマキ製の約5メートルの刳抜式(くりぬきしき)木棺(割竹形木棺もしくは舟形木棺を納めた大規模な木槨である。天井は木材を渡し、その上に地元の川原石を積んでいる。水銀朱で覆われていたと思われる。土器は、庄内式の二重口縁壺が20体出土している。
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