舞台裏のエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:24 UTC 版)
「たけしプロレス軍団」の記事における「舞台裏のエピソード」の解説
両国国技館大会までの一連の抗争は、当然ながら新日本プロレスも合意済のアングルであり、試合前には新日本のフロントとの話し合いの中で「海賊男がいまして、これはうちのキャラクターで…」と念入りに打ち合わせがされていた。2012年7月5日放送の『たけしの等々力ベース』(第36回プロレス道)にてたけしは、新間寿(TPG企画当時新日本プロレス専務)より、「新日本プロレスでレオン・ホワイト(ビッグバン・ベイダー)をデビューさせたいが、たけしプロレス軍団からデビューさせて欲しい」とお願いされたと語っている。 試合当日には長州はたけしに「よろしくお願いします」と挨拶し、たけしにサインを求めたりしていたが、試合が始まるとリング上で「なんだお前は!」と怒鳴るなどのパフォーマンスを見せており、たけしは「態度が全然違うじゃないか」と語っていた。 ミスター高橋によれば、たけし軍団のタカも、両国での殺気立ったファンからの罵声やブーイングに対して「大丈夫でしょうか?」と控室では不安気に関係者に尋ねていたが、「セコンドが守りますから安心してください」と高橋が回答していたという。一方、そのまんま東はリングに上がる前から「帰ろ、帰ろ」と言っていたとのことである。ファンからの不穏なムードを察知した高橋ら関係者は、たけし軍団メンバーをメインが始まる前に国技館を退出させたが、その際にたけしは「やってられないよー、まったくもー」と高橋に語り、TPGのマット上でのアングルについて終了させる趣旨の発言をしている。
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