臥龍崖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 08:55 UTC 版)
南宋皇帝である高宗に関する伝承が残されている。1130年(建炎4年)、高宗が将軍山に避難した際に、崖の巨石に横たわって雲に覆われる月を眺め、金に捕虜とされている父(徽宗)と兄(欽宗)を思っていた。そこを将軍山の麓に駐屯していた金の巡邏兵に発見されてしまい包囲されてしまうが、岳飛が軍勢を率いて駆けつけ、金軍の包囲を打ち破り、高宗は岳飛を嘉賞した。この伝承により、この崖は臥龍崖と呼ばれるようになった。後に清の乾隆帝が南巡の際にこの地を訪れている。
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