緑モスの見直し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 08:41 UTC 版)
当初計画では2008年度中に緑モス化を完了する予定であったが、原料価格高騰もあり不可能となった、さらに、ファストフードの領域を逸脱したメニューの提供による店舗側の混乱や、一部店舗の禁煙化により客足が遠のいた店もあり、緑モスへの改装費用負担も相まって本社の方針に反発するフランチャイズオーナーもいた。 業績が低下したこともあり、櫻田社長は「緑モスの路線は間違っていない」としながらも、今後は「ルールを見直しながら緑モスへの転換を進める」としている。この軌道修正を受け、赤モス・緑モスという呼称は公式には使用されなくなり、緑モス限定メニュー「モスのごはん」は「一部店舗限定」と公式サイトでは表記されるようになった。また、緑モスの代表格メニューであった匠味も、2008年に販売を終了した。 現在では看板の色でのメニューの違いは無いが、新規出店や改装により順次緑モスの店舗に転換されている。一方でCMやCIマーク、海外出店(台湾、シンガポールなど)では赤モスのロゴも使用されている。この他、従来の「モスバーガー」とは異なる業態の展開や海外事業も進めている。 2018年3月には2020年3月までに国内全店舗を全席禁煙化することを発表。この年、後述の食中毒事件の影響により11年ぶりの最終赤字へ転落した。
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