第5派遣隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/01 01:44 UTC 版)
「第71師団 (日本軍)」の記事における「第5派遣隊」の解説
第5派遣隊は、絶対国防圏の防衛強化のため、1944年2月の大陸令第948号に基づいて第71師団の隷下部隊から編成された。第71歩兵団司令部と、歩兵第87連隊と歩兵第88連隊の各第3大隊、山砲兵第71連隊第1大隊、工兵第71連隊第3中隊から成り、第71歩兵団長の天羽馬八少将が派遣隊長となった。2月下旬に琿春を出発し、3月20日にパガン島に上陸した。 同年6月に第5派遣隊は独立混成第9連隊(通称号:備17583部隊)に改編され、引き続きパガン島の防衛にあたった。パガン島は連合国軍の上陸は受けなかったものの、将兵は連日の空襲と補給途絶による食糧難に苦しんだ。終戦後、1945年10月末に日本に上陸復員した。
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