第2楽章コントラステス Contrastes (アンダンテ・カンタービレ - モルト・ヴィヴァーチェ - アレグロ・モデラート - ヴィヴァチッシモ - モルト・ピウ・トランクウィロ - ヴィヴァーチェ)
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開始楽章と同様にここでも形式上の問題が現れる。ここでの問題点は一般的なものではないが、やがて単純にうまく解決される。楽章はピアノのカデンツァで開始される。すぐにチェロのソロの対旋律も加わって奏される緩やかな憂いを帯びた第1主題は、より急速で舞踏的な第2主題と対比される。両者は互いにせめぎ合いを演じたのち、そのまま間断なく最後の非常に明るいパートに突入する。これらの大きな各部分が通常の協奏曲の緩徐楽章と終楽章の役割を担っている。最後は華やかに全曲を閉じる。
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