第七航空隊/第十六航空隊
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「第三十二航空隊」の記事における「第七航空隊/第十六航空隊」の解説
南洋庁を置くパラオ諸島の防衛のため、昭和15年11月15日に第三根拠地隊が設置され、哨戒航空隊として七空を臨時編成して編入した。昭和16年4月10日の対米臨戦態勢を機に二代目十六空へと改称した。 昭和15年(1940年) 11月15日 臨時編成し開隊。第三根拠地隊附属。(水上偵察機10) 昭和16年(1941年) 4月10日 「第十六航空隊」に改称。 12月6日 南比支援隊パラオ出航。前路哨戒。 12月8日 レガスピー攻略隊パラオ出航。前路哨戒。 12月16日 ダバオ攻略隊パラオ出航。前路哨戒。 12月下旬 6機をダバオに派遣。ミンダナオ島平定作戦に従事。 残る4機でパラオ出入港船団を護衛。 昭和17年(1942年) 2月1日 ダバオ派遣隊独立。三十二空を開隊。 十六空司令部を解散。以後、第三根拠地隊附属水偵隊として任務継続。 6月10日 「第二十一航空隊」(二代目)設置に際し編入。二十一空パラオ派遣隊に改編。 過半数を三十二空に抽出されたうえパラオへの脅威が去ったことから、残った機体は司令を欠いた附属水偵隊となった。その後は二十一空パラオ派遣隊となり、パラオ空襲で壊滅するまで出入港護衛を継続した。
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