童謡『てるてる坊主』
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「てるてる坊主」の記事における「童謡『てるてる坊主』」の解説
浅原鏡村(浅原六朗)が作詞し、中山晋平が作曲した『てるてる坊主』という題名の童謡がある。1921年(大正10年)、『少女の友』にて発表され、教科書にも掲載されていた。 最初に発表されたときには4番まであり、その1番は「もしも曇って泣いてたら 空をながめてみんな泣こう」という歌詞だったが、後に削除された。また、3番で「それでも曇って泣いてたら そなたの首をチョンと切って殺すぞ」もあるが、歌詞が残酷すぎるとしてその3番がカットされることもあるようである。 戦後から1960年までにレコード売上は15万枚に達し、ロングヒットを続けている。 1976年のイタリアの国際児童音楽祭「第18回ゼッキーノ・ドーロ」では、この歌が「Teru terubozu」という題名でイタリア語詞を施され出場している。イタリア語詞はフランコ・マレスカ(Franco Maresca)、歌唱は日本人出場者の粟国淳。同回ゼッキーノ・ドーロの国外曲部門で部門優勝に相当するゼッキーノ・ダルジェントを受賞した。粟国淳歌唱の「てるてる坊主」は、日本では1976年6月21日にキングレコード(セブンシーズ)から発売されている(レコード品番:CM-12)。
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