穀物法とは? わかりやすく解説

こくもつ‐ほう〔‐ハフ〕【穀物法】

読み方:こくもつほう

穀物生産者保護するために穀物輸出入制限した英国の法律。特に1815年制定1846年廃止されたものをいう。穀物条例


穀物法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 08:29 UTC 版)

穀物法英語: Corn Laws)は、イギリスの穀物取引に関する法律。1815年から1846年に施行されていた穀物法が有名である。穀物価格の高値維持を目的としており地主貴族層の利益を保護していたが、安価な穀物の供給による労働者賃金の引き下げを期図した産業資本家を中心とする反穀物法同盟などの反対運動の結果、撤廃され自由貿易体制が確立した。このときはヨーロッパ全体が不作であり、撤廃は結果としてフランスでのスタグフレーションを促し大規模なものにした。ひいては1848年革命の遠因ともなった。




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