福留貴美子とは? わかりやすく解説

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福留貴美子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/15 06:31 UTC 版)

福留 貴美子(ふくとめ きみこ、1951年12月17日[1] - )は、よど号グループ岡本武の妻。北朝鮮政府は「1988年に死亡」としている。政府認定の北朝鮮による日本人拉致問題被害者ではないが、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)は拉致被害者と認定、死亡情報は疑わしいとして救出運動を行っている。


注釈

  1. ^ 福留貴美子がモンゴルに関心を持ったのは父親の影響であるという[5]
  2. ^ 貴美子の母親が東京のアパートの部屋を整理した際、パスポートの申請用紙の下書きが見付かったが、破られた用紙を繋ぎ合わせると、渡航先の欄には「モンゴル」と記されていた[6]。しかし、実際に提出された申請書の渡航先には「スウェーデン」と記されていたという[6]
  3. ^ 八尾恵によれば、福留貴美子と若林佐喜子が「よど号の妻」のなかではいち早く1978年に海外への「出張」があったという[7]
  4. ^ これは、福留貴美子の問題を収拾するためによど号グループが流した偽情報だと考えられている[5]
  5. ^ 貴美子の一時帰国は「よど号の妻」としての工作目的ではなかったかと推定されている[5]。そして、帰郷が北朝鮮工作員に阻止されているところからすれば、常に監視があったものと考えられ、家族が人質として北朝鮮にいるのならば、逃げられなかったのではないかとも推測されている[5][6]

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