磁場の満たすべき関係式とは? わかりやすく解説

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磁場の満たすべき関係式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 14:21 UTC 版)

磁場」の記事における「磁場の満たすべき関係式」の解説

磁場 H はマクスウェルの方程式中では、 rotH = j + ∂ D ∂ t {\displaystyle \operatorname {rot} {\boldsymbol {H}}={\boldsymbol {j}}+{\frac {\partial {\boldsymbol {D}}}{\partial t}}} として現れる。ここで D は電束密度、j は電流密度である。 右辺第二項の D の時間微分の項は変位電流あるいは電束電流呼ばれマクスウェルによって電荷の保存則(連続の方程式)を満たすように付け加えられた。この項から電磁波の放射などが導かれる導体中で電磁場時間変動激しくない場合はこの項を無視できるので、 rotH = j {\displaystyle \operatorname {rot} {\boldsymbol {H}}={\boldsymbol {j}}} の形となる。 積分形で書くと、 ∮ C Hd l = ∫ S j + ∂ D ∂ t ⋅ d S {\displaystyle \oint _{C}{\boldsymbol {H}}\cdot \mathrm {d} {\boldsymbol {l}}=\int _{S}{\boldsymbol {j}}+{\frac {\partial {\boldsymbol {D}}}{\partial t}}\cdot \mathrm {d} {\boldsymbol {S}}} これはアンペールの法則呼ばれるものであり、磁場 H はこの方程式満たす量として定義される

※この「磁場の満たすべき関係式」の解説は、「磁場」の解説の一部です。
「磁場の満たすべき関係式」を含む「磁場」の記事については、「磁場」の概要を参照ください。

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