矢崎山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 20:03 UTC 版)
「狛江市立狛江第三小学校」の記事における「矢崎山」の解説
「矢崎山」はこの項目へ転送されています。横浜市内に位置する矢崎山遺跡については「矢崎山遺跡」を、矢崎山遺跡に属す矢崎山古墳については「矢崎山古墳」をご覧ください。 矢崎山(やざきやま)は狛江古墳群の猪方支群に属す、かつて存在したとされる円墳である。矢崎山古墳ともいう。 「狛江古墳群」も参照 この学校のある狛江市では、狛江古墳群と呼ばれる古墳群が存在し、別名を狛江百塚とするように、かつては各地に多くの古墳が存在していた。この古墳は、現存しないが狛江市立狛江第三小学校の敷地内に存在したと考えられている。 1960年に狛江町全域で行われた古墳分布調査の報告書(狛江古墳群地名表)には104番が割り振られているが、名称のないものとして扱われ、 資料からは存在の実否は怪しいものであった。その後1976年に行われた第2回古墳分布調査の結果資料には「現存しないが、その存在が確認できる古墳」として取り上げられていて、また「第三小学校建設時に円筒埴輪片や土器片が多数出土した」との記述があり、ここから実際に存在していた可能性が非常に高いことがわかる。 古墳の正確な位置は不明とされているが、この学校と北西で接する三小通りは、大きく円を描くように校内の敷地を避けている場所があり、かつそこにはかつてより「矢崎花壇」と呼ばれる中庭のようなものが存在することから、この学校のPTAが設置した看板にはこの花壇が古墳であると説明している。
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