白眼視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 17:12 UTC 版)
阮籍は、青眼と白眼を使い分けることができたという。礼法を重視した儒家のような気に入らない人物に対しては白眼で対応し、気に入った人物に対しては青眼で対応したという。阮籍が喪に服していた時、嵆喜は礼法に則り弔問した。すると阮籍が白眼視したので、嵆喜は怒って帰ってしまった。弟の嵆康がそれを聞き、酒と琴を持って阮籍の家を訪れると、阮籍は喜んで青眼で迎えたという。 転じて、気に入らない人物を冷遇することを、白眼視という。一方で彼は時事を評論せず、人の過ちを決して口にしない極めて慎重な人物であったという。
※この「白眼視」の解説は、「阮籍」の解説の一部です。
「白眼視」を含む「阮籍」の記事については、「阮籍」の概要を参照ください。
「白眼視」の例文・使い方・用例・文例
白眼視と同じ種類の言葉
品詞の分類
- 白眼視のページへのリンク