異型リンパ球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 04:49 UTC 版)
異型リンパ球(いけいりんぱきゅう、(英)atypical lymphocyte)とは、ウイルスなどの免疫刺激に反応して末梢血中のリンパ球が活性化し形態が変化したものである[1]。近年は反応性リンパ球(はんのうせいりんぱきゅう、(英)reactive lymphocyte)と呼ぶことが推奨されている[2]。
注釈
出典
- ^ 藤本亜弓, 鈴木律朗「異型リンパ球出現の鑑別診断 (特集 血算を極める)」『内科』第126巻第4号、南江堂、2020年10月、743-747頁、ISSN 0022-1961、NAID 40022371810。 (要購読契約)
- ^ a b c d e 大倉貢, 小林美紀, 安福明子「反応性リンパ球増加症 : 鑑別と注意点 (特集 リンパ球の増減を正しく評価するために)」『臨床検査』第61巻第8号、医学書院、2017年8月、952-962頁、ISSN 0485-1420、NAID 40021268316。 (要購読契約)
- ^ 「臨床検査データブック2021-2022」.医学書院. 高久史麿 監修. 2021年1月15日発行.ISBN978-4-260-04287-1
- ^ The Atypical Lymphocyte. Int Pediatr. Simon,MW. 2003;18(1):20-22.
- ^ 國島広之「VIII.ウイルス感染症」『日本内科学会雑誌』第106巻第11号、日本内科学会、2017年、2367-2372頁、doi:10.2169/naika.106.2367、ISSN 0021-5384、NAID 130007503846。
- ^ Merino A., et al. "Atypical lymphoid cells circulating in blood in COVID-19 infection: morphology, immunophenotype and prognosis value". Journal of Clinical Pathology Published Online First: 11 December 2020.
- 1 異型リンパ球とは
- 2 異型リンパ球の概要
- 3 脚注
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