田中裕明とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 歌人 > 歌人 > 田中裕明の意味・解説 

田中裕明

田中裕明の俳句

たはぶれに美僧をつれて雪解野は
つれだちて早乙女とほき家に入る
のうぜんの花のかるさに頼みごと
みづうみのみなとのなつのみじかけれ
七草のまだ人中にある思ひ
京へつくまでに暮れけりあやめぐさ
大学も葵祭のきのふけふ
悉く全集にあり衣被
教会の冷たき椅子を拭く仕事
早乙女に昔のひとのごとく逢ふ
早苗饗のひたぶる風に硯あり
柿の木に早乙女の来てもたれけり
渚にて金沢のこと菊のこと
竹生島へ妻子を送り秋昼寝
箱庭にありし人みな若かりし
苗代に力あつめて海の風
苗代の水の天井風が吹く
見えてゐる水の音を聴く実梅かな
野をゆけど野に親しまず冬の川
 

田中裕明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 05:47 UTC 版)

田中 裕明(たなか ひろあき、1959年10月11日 - 2004年12月30日)は、大阪府出身の俳人波多野爽波に師事、「青」に拠ったのち、「ゆう」を創刊・主宰。1983年に角川俳句賞を当時史上最年少の22歳で受賞。俳句の伝統をふまえた瑞々しい句風で、俳壇のニューウェーブとして活躍したが、白血病により早世した。




「田中裕明」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「田中裕明」の関連用語

田中裕明のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



田中裕明のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの田中裕明 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS