王の姪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 06:46 UTC 版)
「エリザベス・オブ・ヨーク」の記事における「王の姪」の解説
リチャード3世に追い込まれた母エリザベス・ウッドヴィルは、ランカスター派で最も有力な王位継承候補であったリッチモンド伯ヘンリー・テューダーの母マーガレット・ボーフォートと同盟を結び、ヘンリーとエリザベスを婚約させた。ヘンリーは王の血を引いていたものの、マーガレットの祖父ジョンらボーフォート家の者たちがジョン・オブ・ゴーントの庶子から嫡出子へと立場を改められた際にも王位継承権までは認められず、その立場は弱かった。エリザベスとの婚約により、ヘンリーの王位継承権は強化されることになった。 1485年、ヘンリーは軍を率いてウェールズに上陸し、ボズワースの戦いで勝利してリチャード3世を戦死させ、ヘンリー7世として即位し、テューダー朝を創始した。
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