リッチモンド伯とは? わかりやすく解説

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リッチモンド伯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 20:04 UTC 版)

リッチモンド伯(Earl of Richmond)は、現在は消滅したイングランド伯爵位。


  1. ^ a b K. S. B. Keats-Rohan, 'Alan Rufus (d. 1093)', Oxford Dictionary of National Biography, Oxford University Press, 2004.
  2. ^ although she inherited the Earldom of Richmond from her father in 1166, Constance did not enter her inheritance until 1183/1184 (see Judith Everard and Michael Jones, The Charters of Duchess Constance and Her Family (1171–1221), p 38)
  3. ^ Judith Everard and Michael Jones, The Charters of Duchess Constance and Her Family (1171–1221), p 1
  4. ^ "From Michaelmas 1183, Geoffrey was also in possession of the honour of Richmond", Judith Everard and Michael Jones, The Charters of Duchess Constance and Her Family (1171–1221), p 1
  5. ^  Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Richmond, Earls and Dukes of". Encyclopædia Britannica (英語). 23 (11th ed.). Cambridge University Press. p. 306.
  6. ^ カスティーリャ王位を得るため、イングランドにおける権利のうちリッチモンド伯領を父に返還した。


「リッチモンド伯」の続きの解説一覧

リッチモンド伯(最初の創設、1136年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 01:23 UTC 版)

「リッチモンド伯」の記事における「リッチモンド伯(最初の創設1136年)」の解説

アラン(黒伯)(1146年没) - スティーブン三男、後のブルターニュ女公ベルト結婚コナン4世1171年没) - アラン黒伯とベルトとの間の息子、リッチモンド伯も兼ねた最初ブルターニュ公。コナンナント伯領を占領した後、1158年イングランド王ヘンリー2世はリッチモンド伯領を占領したその後コナンナント伯領をヘンリー2世返還した際、リッチモンド伯領もコナン返還された。コナンが娘コンスタンスのために公位を退いた際に、ヘンリー2世領地摂政となり、後に息子ジェフリーコンスタンス結婚時に、リッチモンド伯位を息子ジェフリー与えたコンスタンス・ド・ブルターニュ1166年 - 1201年) - 父コナン4世退位した際、公位および伯位を継承したジョフロワ2世1183年 - 1186年) - コンスタンスとの結婚によりリッチモンド伯 アルテュール1世 (ブルターニュ公)アーサー・オブ・ブリタニー1196年 - 1203年)- コンスタンス・ド・ブルターニュの子イングランド王リチャード1世 の甥。母コンスタンス生存中に伯位を継承1202年叔父ジョン王により幽閉され1203年行方不明となり、1208年には死去していたとみられる。その死の背景には、反乱フランス介入し、父ヘンリー2世懸命に築き上げた大陸領地ジョン王失ったことがあるとみられるエレノア - 名目上リッチモンド女伯。コンスタンスの娘でアーサーの姉。リッチモンド伯を継承したとみられる初めジョン王に、後にヘンリー3世幽閉され1241年幽閉の身のまま死去エレノア幽閉されている間、ジョン王ブルターニュピエール1世にリッチモンド伯位の譲渡申し入れたが、ピエール1世拒否しヘンリー3世治下1219年においてもリッチモンド伯であった一方エレノアそれまでリッチモンド女伯を名乗るのをやめている。その後1235年ピエールがリッチモンド伯位を剥奪された後も、エレノアがリッチモンド伯位を回復することはなかった。 アリックス・ド・トゥアール1203年 - 1221年) - コンスタンス女公とギー・ド・トゥアールの娘。異父アーサーの後を継いでブルターニュ女公リッチモンド女伯となったが、一方で異父エレノアリッチモンド女伯を名乗り続けていた。アリックス1203年から死去までリッチモンド女伯位を用いた

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リッチモンド伯(2度目の創設、1219年)

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「リッチモンド伯」の記事における「リッチモンド伯(2度目の創設1219年)」の解説

ピエール1世1190年 - 1250年) - 1235年剥奪アリックス女公結婚し、妻の権利ブルターニュ公として統治し、後にブルターニュ摂政つとめたドルー家出身で、ピエール・モークレール(悪公)と呼ばれるジョン王自身権利としてリッチモンド伯位の返還求めたが、ピエールフランス王との関係からこれ拒否したヘンリー3世治下1219年においても、初代ペンブルック伯ウィリアム・マーシャルからはリッチモンド伯として認識されていた。しかし、1235年、リッチモンド伯としての一切権利剥奪された。

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リッチモンド伯(3度目の創設、1241年)

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「リッチモンド伯」の記事における「リッチモンド伯(3度目の創設1241年)」の解説

ピエトロ2世1203年 - 1268年) - サヴォイア伯ヘンリー3世により叙爵死後、リッチモンド伯領は姪である王妃エリナー・オブ・プロヴァンス遺贈された。

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リッチモンド伯(2度目の創設の再授与、1268年)

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「リッチモンド伯」の記事における「リッチモンド伯(2度目の創設の再授与1268年)」の解説

ジャン1世 - ブルターニュ公、ヘンリー3世により叙爵ジャン2世 - ブルターニュジャン1266年 - 1334年) - ジャン2世の子 ジャン3世 - ブルターニュ

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リッチモンド伯(4度目の創設、1341年)

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「リッチモンド伯」の記事における「リッチモンド伯(4度目の創設1341年)」の解説

ロベール3世・ダルトワ - フランス王族エドワード3世により叙爵

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リッチモンド伯(5度目の創設、1342年)

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「リッチモンド伯」の記事における「リッチモンド伯(5度目の創設1342年)」の解説

ジョン・オブ・ゴーント1340年 - 1399年) - イングランド王エドワード3世息子1372年に伯領を父エドワード3世引き渡すイングランド王リチャード2世死後、伯領は王領統合された。

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リッチモンド伯(2度目の創設の再授与、1372年)

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「リッチモンド伯」の記事における「リッチモンド伯(2度目の創設の再授与1372年)」の解説

ジャン4世1372年 - 1399年) - ブルターニュジャン4世以降イングランドブルターニュ公によるリッチモンド伯位の使用許可しなかった。しかし、その後歴代ブルターニュ公はフランソワ2世までリッチモンド伯(リッシュモン伯)位を名乗り続けたジャン5世 フランソワ1世 ピエール2世 アルテュール - ブルターニュ公としてはアルテュール3世フランソワ2世

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リッチモンド伯(6度目の創設、1414年)

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「リッチモンド伯」の記事における「リッチモンド伯(6度目の創設1414年)」の解説

ジョン・オブ・ランカスター1389年 - 1435年) - 兄ヘンリー5世により叙爵

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リッチモンド伯(7度目の創設、1452年)

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「リッチモンド伯」の記事における「リッチモンド伯(7度目の創設1452年)」の解説

エドマンド・テューダー1430年 - 1456年) - ヘンリー6世により叙爵イングランド王ヘンリー7世の父。 ヘンリー・テューダー1456年 - 1509年) - 後のイングランド王ヘンリー7世

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