物理演算ライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 03:18 UTC 版)
「3Dライブラリ」の記事における「物理演算ライブラリ」の解説
Open Dynamics Engine 略称ODE。オープンソース。LGPL及びBSDのデュアルライセンス。SoftimageやHoudiniなどが対応していた。現在HoudiniはODEを非推奨としている。 Bullet オープンソースの物理エンジン。3.xでGPUパイプラインやRobot Operating SystemのURDF形式に対応した。多くの3DCGソフトウェアやプラグインが採用している。 Havok Physics (Microsoft←Intel←Havok) 物理エンジン。3ds Max及びMaya用のプラグインがある。 PhysBAM マルチフィジクスシミュレーションライブラリ。 GameWorks PhysX (Nvidia←AGEIA) マルチ物理エンジン。GPUによる剛体演算に対応している (PhysX-GRB)。3ds Max、Maya、Softimageの物理演算のバックエンドに使われているほか、3ds Max及びMaya用のDCCプラグインが存在する。 PhysX SDKの他にAPEX SDKを含んでいたが、PhysX Destruction/Clothing/Particlesは非推奨となった。5.0で有限要素法に基づく可変形物体物理に対応した。 NVIDIA FleX (NVIDIA) PBD(位置ベース物理シミュレーション)によるパーティクルベースのマルチ物理ライブラリ。 NVIDIA Blast (NVIDIA) 破壊シミュレーションライブラリ。 NVIDIA Cloth (NVIDIA) クロスシミュレーションライブラリ。 FEMFX (AMD) 有限要素法に基づく可変形物体物理ライブラリ。MITライセンス。Unreal Engine向けプラグインもある。
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