GHQ裁判
(準A級裁判 から転送)
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GHQ裁判(GHQさいばん)は、1948年10月から翌1949年9月にかけて、東京の丸の内および青山で、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)がおこなった軍事裁判。この裁判は、極東国際軍事裁判(東京裁判)が結審した後に引き続き拘留されていたA級戦犯容疑者のうち、戦争犯罪が立証できそうだった豊田副武元海軍大将と田村浩元陸軍中将を裁くため、新たに「戦争犯罪被告人裁判規程」を制定したうえで、それに基づいて実施された。東京裁判やBC級戦犯裁判と区別して準A級裁判・A'級裁判、裁判が行われた場所から丸の内裁判、青山裁判とも呼ばれる[1]。
- ^ この記事の主な出典は、林 (2005, pp. 39–40)、平塚 (2002, pp. 144–145)および東京裁判ハンドブック (1989, p. 176)
- ^ a b c d e f g h i j 林 2005, p. 39.
- ^ 判決の言い渡しは同年11月(林 2005, p. 39)
- ^ a b c d e f g h i 平塚 2002, pp. 144–145.
- ^ a b c d e f g h 東京裁判ハンドブック 1989, p. 176.
- ^ 林 (2005, p. 39)では、ABC級の3つの戦争犯罪を管轄する戦犯法廷、としている。
- ^ 林 (2005, p. 73)。林 (2005, p. 40)では、同年2月に終了した、としている。
- ^ a b 林 2005, pp. 39–40.
- 1 GHQ裁判とは
- 2 GHQ裁判の概要
- 3 参考文献
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