湯浅党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 07:19 UTC 版)
湯浅氏宗家を中心とする紀伊国の武士団を湯浅党と呼ぶ。宗家の支族だけではなく、時には異族である姻族も含む緩やかな連合であり、惣領である湯浅氏宗家は常に絶対的統制力を持っている訳ではなかった。このような「党」と呼ばれる武士団連合は同時代に多く見られるが、湯浅党はその代表例とされる。 湯浅党の主な構成員としては、以下が挙げられる。 湯浅宗重の子を家祖とする同族湯浅太郎宗景の子孫である湯浅氏宗家。 湯浅次郎盛高の一族:得田氏・丹生図氏(にうのずし)。 湯浅六郎宗方の一族:芳養氏(はやし)・糸我氏(いとがし)。 湯浅七郎宗光(保田宗光)の一族:石垣氏・保田氏(やすだし)・阿氐川氏(あてがわし)。湯浅宗親(阿氐川宗親)、湯浅宗藤(阿氐川宗藤) 姻族の一族崎山氏(さきやまし、宗重の長女が嫁いだ) 藤並氏(ふじなみし、宗重の七女が嫁いだ)
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