港電車運輸事務所
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「名古屋市電の車両基地」の記事における「港電車運輸事務所」の解説
港電車運輸事務所(みなと でんしゃうんゆじむしょ)は、名古屋市港区港明1丁目にあった車庫である。野立築地口線の港車庫前停留場に隣接し、名古屋港や稲永地区を発着する50番台の運転系統を担当していた。敷地面積は3,782坪で、最大でボギー車58両を収容でき、トラバーサーを1台備えていた。所属車両に取り付けられた記号は「港」。 当車庫は1943年(昭和18年)7月10日に開設され、野立築地口線の廃止に伴い1969年(昭和44年)2月20日に閉鎖された。閉鎖後は市営バスの港営業所として引き続き使用され、事務所本屋や三角屋根の検修庫、検修庫のピットのレールなども残されていたが、2004年(平成16年)に閉鎖され事務所や検修庫は撤去された。2019年(平成31年)に事務所など一部施設を再建して港明営業所となり営業所が復活した。
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