海軍への入隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 06:09 UTC 版)
ホークは1705年ロンドンに、弁護士の一人息子として生まれた。母方のおじに、庶民院議員のマーティン・ブレイデン大佐がいた。1720年海軍に士官候補生として入隊し、1725年に海尉としての試験に合格したが、平時であったため現役の指揮官が少なく、士官として初めて乗艦したのは1729年だった。その後、ホークはとんとん拍子に出世し、1734年には艦長に昇進した。しかし翌年には半給待遇となり、1739年にジェンキンスの耳の戦争が起こるまで、海に出ることはなかった。オーストリア継承戦争の勃発により、戦線に復帰したホークは、イギリスの商船隊の護衛艦隊としての、カリブ海の航海をそつなくやってのけた。しかし、護送を任されたということは、彼がポルトベロの戦いに参戦していなかったことをも意味していた。 1737年、キャサリン・ブルックと結婚した。キャサリンの家は裕福で、このおかげでホークは後に庶民院議員にも出馬できた。その当時の票は、おおっぴらに金によって動いていたからである。
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