沿岸での山崩れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 02:02 UTC 版)
1792年、島原半島では雲仙岳のふもとにある眉山が大規模な土砂崩れを起こし、有明海に大量の土砂が突入して津波が発生し、それが対岸の肥後国(熊本県)沿岸に襲来して大きな被害を出した(島原大変肥後迷惑)。入り組んだ湾での津波の高さは20mを超えたと記録されている。 また、1958年、アメリカ合衆国アラスカ州のリツヤ湾では地震により湾内を取り囲んでいる斜面で大規模な土砂崩れが発生して津波が発生。津波は対岸の斜面500mを超える高さにまで遡上し、世界で観測された津波痕跡の最高記録となっている(リツヤ湾大津波)。
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