油掛大黒天
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:53 UTC 版)
真言宗智山派大観密寺の境内地内には大黒堂が立つ。ここに祀られている大黒天は油を掛けて拝む珍しい参拝法で知られ、仙台市内外から参拝者が多い。 この油を注ぐ参拝法は元々、真言密教の増益法の一つ浴油法に由来するものだと考えられている。京都にも油掛地蔵という地蔵菩薩が祀られているが、内容は同一と思われる。この油掛大黒天は大観音建立以前から鎮座していたようで、現在の位置より少し北に位置していたという。
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