殻斗とは? わかりやすく解説

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かく‐と【殻斗】

読み方:かくと

ナラ・クヌギ・シイ・クリなどブナ科植物の実の一部または全部を覆う(わん)状・まり状のもの。ドングリお椀クリのいがなどで、総苞(そうほう)の変形したもの。これをもつ果実殻斗果ブナ科殻斗科ともいった。


ドングリ

(殻斗 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 10:25 UTC 版)

ドングリあるいはどんぐり(団栗、無食子、: acorn)とは、広義にはブナ科の果実の俗称[1]。狭義にはクリブナイヌブナ以外のブナ科の果実[1]。最狭義にはブナ科のうち特にカシナラカシワなどコナラ属樹木の果実の総称をいう[2][3]


  1. ^ a b c d e f g h i j k l 北岡明彦. “これは何の木のどんぐり?”. 日本自然保護協会. 2019年10月31日閲覧。
  2. ^ 植物の世界 8, p. 72
  3. ^ 世界有用植物事典 (1989), p. 449
  4. ^ 殻斗を持つなど、ブナ属に酷似する果実をつけるナンキョクブナ科はブナ科に近縁である。かつてはブナ科のナンキョクブナ属に分類されていた。
  5. ^ a b 横山和正「どんぐりを利用したブナ科植物の自然観察」(PDF)『滋賀大学環境総合研究センター研究年報』第3巻第1号、滋賀大学、2006年、9-19頁、ISSN 1349-1881NAID 1100062411752013年12月5日閲覧 
  6. ^ 北村四郎「用途の広いブナ林」『世界の植物 81 シラカンバ・ブナ』北村四郎ほか総監修、朝日新聞社〈週刊朝日百科〉、1977年、1931頁。OCLC 704060968全国書誌番号:87050161 
  7. ^ 宮澤国男、吉田美葉、伊藤史恵、前田友起子、「公共牧場で集団発生した牛のドングリ中毒 (第63回家畜保健衛生業績発表会) (PDF) 」 家畜保健衛生業績発表集録 63, 121-126, 2015, NAID 40020978486
  8. ^ 渡邊定元「恐竜と共存して進化したミズナラ」『植物の世界 87 ヤマモモ・クリ・ブナ』朝日新聞社〈週刊朝日百科〉、1995年、8-74頁。OCLC 675699660全国書誌番号:97064004 
  9. ^ どんぐり銀行事務局 (2013年11月22日). “どんぐり銀行”. 香川県環境森林部みどり整備課. 2013年12月5日閲覧。 - 香川県 県民総参加のみどりづくり事業。
  10. ^ ベネリック株式会社. “どんぐり銀行 -”. 会社概要. 2013年12月5日閲覧。


「ドングリ」の続きの解説一覧

殻斗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 13:56 UTC 版)

イヌブナ」の記事における「殻斗」の解説

イヌブナの殻斗は、短い鱗片に被われるが、ブナは、線状鱗片密生する

※この「殻斗」の解説は、「イヌブナ」の解説の一部です。
「殻斗」を含む「イヌブナ」の記事については、「イヌブナ」の概要を参照ください。

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