正しい食べ方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 14:59 UTC 版)
ヒンカリを食べる時は何も付けないか、黒コショウで調味する。肉は火を通さず生のまま皮で包み、たっぷり肉汁が皮の中にたまるように、通常、ひき肉にぬるま湯またはスープを加えておく。 食べる時は小籠包と同様に、皮を破らず肉汁をこぼさないよう、初めのひとくちは皮を小さく噛み切り、唇で肉汁をそっと吸う。ヒンカリの皮を閉じた部分はプリーツが重なり固いため、普通はここを指でつまんで柔らかい部分のみ食べ、つまんだ部分は皿に残してよい。マナー違反にならない代わり、いくつ食べたか他の人にも伝わるかもしれない。グルジア語ではヒンカリの閉じた部分を「しっぽ」クディ(kudi グルジア語: კუდი)または「胃袋」クチ(k'uch'i グルジア語: კუჭი)と呼ぶ。 ジョージア式のマナーでは、ヒンカリは素手で食べてよい。フォークやスプーンなど道具を使うとエチケット知らずと思われるか、もしくは子どもっぽいと見なされる。おいしい肉汁を余さず味わうには、フォークで皮を破らないほうが良いとされている。
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