横綱特権(廃止)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:21 UTC 版)
過去には、横綱になればその後の成績にかかわらず、引退後に自由に一代年寄を襲名したり返上したりすることができる時期があった。年寄名には引退時の四股名をそのまま用いる者もいれば、新たな名称を名乗る者もおり、その点についても横綱の自由だった。この特権は成績不振を続けながらも年寄名跡を所有していないために土俵に上がり続けていた男女ノ川を引退させるために師匠格だった佐渡ヶ嶽(阿久津川)が提案し協会が新設した制度と言われている。 この最後の例となったのが、吉葉山である。
※この「横綱特権(廃止)」の解説は、「年寄名跡」の解説の一部です。
「横綱特権(廃止)」を含む「年寄名跡」の記事については、「年寄名跡」の概要を参照ください。
- 横綱特権のページへのリンク