樅沢岳火山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 04:18 UTC 版)
中期更新世に活動した火山。樅沢岳南方の小岩体である水鉛谷火道を給源とする。約40万~30万年前に合計総噴出量74 km3 DREに達する珪長質マグマの大噴火が発生した。この時の火砕流として奥飛騨火砕流堆積物、広域テフラとして大町Apmテフラ群(Tky-Ng1)が噴出された。飛騨山脈の激しい隆起運動によって山体は残存していない。
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