東名遺跡とは? わかりやすく解説

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東名遺跡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 04:53 UTC 版)

東名遺跡(ひがしみょういせき)は、佐賀県佐賀市金立町大字千布にある縄文時代早期末葉の遺跡で、集落遺跡と貝塚からなる。日本最古級の編み、木製などの植物遺存体や動物遺存体が出土した低湿地遺跡で、2016年に国の史跡に指定されている[1]


注釈

  1. ^ ドングリや木製品など200点以上の年代測定では、炭素14年代で7160 - 6570年前、校正年代で7990 - 7460年前の値がそれぞれ検出されている[2]
  2. ^ 集落のあった当時は、数 mの高低差がある河口沿いの丘陵地で、現在よりも起伏があった[2]
  3. ^ 当地では蓮池層と呼ばれる地層。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 「国指定文化財等データベース」、文化庁、2017年3月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 佐賀市教育委員会(2013年)
  3. ^ a b c 松山, et al.(2007年)
  4. ^ a b c 佐賀市教育委員会(2020年)
  5. ^ a b 事業紹介 > 佐賀導水路について > 東名遺跡について」、国土交通省九州地方整備局 筑後川河川事務所、2017年3月8日閲覧。
  6. ^ 文化庁、東名遺跡(佐賀市)は「極めて貴重」国史跡指定前向き”. 佐賀新聞 (2015年4月8日). 2023年1月28日閲覧。
  7. ^ 「国内最古 木製櫛 7000年前の装いほうふつ」、ジャパン通信情報センター、『文化財発掘出土情報』、2006年12月号、p.94
  8. ^ 佐賀市、文化財施設2020年度完成へ」佐賀新聞、2016年6月24日付、2017年3月8日閲覧。
  9. ^ 東名遺跡施設 27年度開設 佐賀市が方針”. 読売新聞 (2022年9月8日). 2023年1月28日閲覧。


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