東京藝術大学体育館における学生との対話集会
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「ヨーゼフ・ボイス」の記事における「東京藝術大学体育館における学生との対話集会」の解説
1984年6月2日に「ヨーゼフ・ボイスと対話する学生の会」によるボイスと学生による対話集会が東京藝術大学の体育館においてが行われた。これは武蔵野美術大学視覚伝達学科研究室に在籍していた後藤充の発案に西武美術館が同意し、武蔵美学生と東京藝術大学の学生有志とで実行委員会を作り、それを東京藝大が支援したものである。発案から集会当日まで3週間という短期間で開催に至った。集会は通訳を介し休憩なしで3時間近くに及び行われた。参加人数は500人ほどであり、1984年当時発表されていた1000人は誤りである。数多くの対話集会を重ねて来たボイスの最晩年の、それも日本における唯一の対話集会となった。集会でボイスにより制作されたダイヤグラムの描かれた黒板は、現在東京藝術大学美術館に収蔵されている。
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