杜甫の詩題としての「絶句」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 06:34 UTC 版)
「詩聖」杜甫が詠んだ無題の詩も「絶句」と呼ばれる。 絶句 原文 書き下し文 通釈 江碧鳥逾白 江は碧にして 鳥は逾(いよい)よ白く 川の水は深緑で鳥はますます白く見え 山青花欲燃 山は青くして 花は燃えんと欲す 山は新緑で花は燃えさからんばかりに赤く見える 今春看又過 今春 看(みすみ)す又過ぐ 今年の春も見ているうちにまたもや過ぎ去ろうとしている 何日是歸年 何れの日か 是れ帰る年ぞ 一体いつになれば故郷に帰れる年がくるというのか
※この「杜甫の詩題としての「絶句」」の解説は、「絶句」の解説の一部です。
「杜甫の詩題としての「絶句」」を含む「絶句」の記事については、「絶句」の概要を参照ください。
- 杜甫の詩題としての「絶句」のページへのリンク