だんき‐うんてん【暖機運転】
読み方:だんきうんてん
暖機運転
車両、エンジンが始動直後から通常の作動温度に至るまでの、エンジンの無負荷、あるいは軽負荷で運転することをいう。エンジンの空燃比、点火系仕様およびエンジン、駆動系などの摺動部の当たり面、クリアランス、潤滑は通常の作動温度付近で最適になっている。そのため暖機不十分な状態で、いきなり高負荷、高回転運転を行うと、ドライバビリティ不良、出力低下、および摺動面の当たり不良、潤滑不良などが生ずる。タイヤ、ブレーキについても同様で、いきなりの高負荷運転では本来の性能は得られない。とくに低外気温、長期放置後の運転では重要である。さらに冬季では車両暖房、視界確保(デフロスター)からエンジン冷却水を暖める目的もある。
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