日本語入力システム
別名:日本語IME
【英】Japanese Input Methods
日本語入力システムとは、日本語の文字を入力するために用いられるソフトウェアの総称である。
日本語入力システムでは、主に「かな漢字変換」の機能によって、ひらがな・カタカナ・漢字などを含む膨大な種類の文字を入力可能にしている。PCではキーボードを使用したローマ字入力、ひらがな入力が一般的だが、スマートフォンではフリック入力が利用されることが多い。
日本語入力システムの主な製品として、Microsoftの「Microsoft IME」、ジャストシステムの「ATOK」、GoogleのGoogle「日本語入力」、百度の「Baidu Type」などを上げることができる。スマートフォン向けの日本語入力システムには「Simeji」「iWnn」「ATOK for Android」などがあり、フリック入力をはじめとするソフトウェアキーボード、変換予測機能、絵文字などをあらかじめ多数登録した変換辞書など、モバイル端末独特の機能も多い。
日本語入力システム
(日本語 IME から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 04:16 UTC 版)
日本語入力システム(にほんごにゅうりょくシステム)は、日本語処理システムのひとつ。インプットメソッドのうち、特にパソコンやワープロ、携帯電話などに日本語を入力するためのものを指す。キー入力をソフトウェアで制御して実現するものが一般的であるが、ポインティングデバイスを利用して手書き入力した漢字混じりの文を変換するものも存在する。特にキーボードでかなを入力した後に漢字交じり文へ変換するものをかな漢字変換と呼ぶ。
- ^ 渡辺定久「特集:漢字情報の処理_漢字入力装置の操作性」『オペレーションズ・リサーチ』Vol.23_06、日本オペレーションズ・リサーチ学会、1978年、p.344 - 345。
- 1 日本語入力システムとは
- 2 日本語入力システムの概要
- 3 概要
- 4 その他
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