日本動物園水族館協会の見解
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 01:30 UTC 版)
「パンくん」の記事における「日本動物園水族館協会の見解」の解説
JAZAは環境省とは別に、「過度な擬人化は倫理要綱に抵触する」としてパンくんの取り扱いに関する見直しを園に求めたが、2008年、園に対し退会を勧告した。それに対して2009年1月、園側は「動物の様子を来場者に喜んでもらうという事業方針と相いれない」として退会した。JAZA会長小宮輝之(当時)は、「成獣に近い希少動物のチンパンジーを見せ物にすることは繁殖活動にも影響が出る」と懸念を表明している。 一方、「天才!志村どうぶつ園」を放送する日本テレビは、「専門家やトレーナーと協議を重ねながら負担のないよう注意深く対応してきた。擬人化については、引き続き専門家に判断を仰ぎながら検討していきたい」と出演を続ける意向を示し、2011年にもパンくんはテレビに出演を続けた。
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