日本の過去の生息地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:31 UTC 版)
江戸時代以前の文献では蓼科山、八ヶ岳、白山にライチョウが生息していたと記録されているが、現在は生息していない。岐阜県・石川県境に位置する白山は大正初期を最後に確認が途絶え、絶滅したとされた。本来ライチョウの繁殖活動が確認されていない八ヶ岳東天狗岳、飯縄山や戸隠連峰高妻山で、1960年代以降数回にわたり登山者により写真撮影されたり、糞が確認されたりしたことがある。これは、本来の生息地である高山帯の生息環境が悪化した事によって、新しい生息場所を求めて飛来した個体と考えられる。
※この「日本の過去の生息地」の解説は、「ライチョウ」の解説の一部です。
「日本の過去の生息地」を含む「ライチョウ」の記事については、「ライチョウ」の概要を参照ください。
- 日本の過去の生息地のページへのリンク