旅籠の幽霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/13 05:01 UTC 版)
「修道女フィデルマの叡智」の記事における「旅籠の幽霊」の解説
(はたごのゆうれい)、Our Lady of Death 兄・コルグーから「母、危篤」の知らせを受けたフィデルマは、都のキャシェルへ急ぐため、雪が吹き荒ぶ山を越えていく。吹雪の中に宿があることを示すランタンを見つけたフィデルマだったが、「旅籠は季節・昼夜を問わず開けておかなければならない」という法律に違反し閉まっており、戸を叩くと、宿の主人が「悪霊退散」と叫ぶのが聞こえた。事情を聞くと、1週間ほど前から、戦死した前夫が得意だった笛の音がどこからともなく聞こえたり、再婚したことに対する恨み節が聞こえてくるという。幽霊の正体をフィデルマが追求する。 ベラッハ 旅籠の主人。モンケイの再婚した夫。 モンケイ ベラッハの妻。堅実な生活を送る真面目な女性。前夫が言った「財産」を探したが、見つからなかった。 ムグローン モンケイの前夫。「財産を隠した」と言い残して戦に参加し戦死した。 キャノウ ムグローンの弟。兄と共に戦死した。
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