新型コロナの影響を受けた谷間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:45 UTC 版)
「谷間世代」の記事における「新型コロナの影響を受けた谷間」の解説
一般的に2020年に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行時期に小中高であった世代、2001年4月2日〜2014年4月1日生まれの人が該当するとされる。 この世代は『コロナ世代』と称され、氷河期世代(団塊ジュニアもしくはポスト団塊ジュニア)を親に持つ者も多いので、「氷河期ジュニア世代」とも呼ばれる。 この世代は、過去に高校1年(15歳)が受けたテスト『OECD生徒の学習到達度調査』(PISA2018)で学力が過去最低だったこともあり、より将来が不安視されている。 2020年3月〜5月に実施された学校の一斉休校により教育格差が深刻な問題になったとされており、オンライン授業や休校の解除時期の全国不統一により学習進度に差が出ていることも指摘されている。また、長期に渡る休校により学業への影響のほか、運動不足や食育への影響なども指摘されている。さらに学習機会の喪失により、生涯賃金に影響が出るとの指摘も出ている。 「日本における2019年コロナウイルス感染症による教育への影響」も参照
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