摂播五泊
摂播五泊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 21:46 UTC 版)
詳細は「摂播五泊」を参照 大輪田泊は、延喜14年(914年)の三善清行の『意見封事』に、奈良時代に大僧正行基が築いたとして記される五泊のひとつである。五泊は東より、 河尻泊(兵庫県尼崎市神崎町) 大輪田泊(兵庫県神戸市兵庫区) 魚住泊(兵庫県明石市大久保町) 韓泊(兵庫県姫路市的形町、のちの飾磨津) 室生泊(兵庫県たつの市御津町室津) いずれも摂津から播磨にかけて所在するため、「摂播五泊」とも称される。 なお、「大輪田」の地名は津泊の意におこるとも理解されており、上記の河尻泊の所在した摂津国・神崎川の河口にも「大和田」の地名があるのをはじめ日本列島各地に同様の地名がのこり、そうしたなかで単に「大輪田」といえば概ね務古水門のことをさすのは、この地が古くから最重要港湾として認められていたことを示しているとも考えられる。
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