石油/天然ガス用語辞典 |
把駐力
【英】: holding power
| 浮遊式海洋掘削装置をアンカー船位保持する際に係留力の基となるアンカーによる保持力をいう。 掘削作業期間、掘削装置を定位置に保持するためには、掘削装置に作用する外力に対して十分な把駐力を持つ必要がある。そのため、把駐力解析を行い、アンカー形状、海底土質の性状を考慮し、アンカーに働く力の釣合いとモーメントの釣合いを解いてアンカーの最大把駐力を求める。チェーンを使用した場合は、アンカー把駐力にチェーンの把駐力が加わり、合計把駐力は次式で表される。合計把駐力=(チェーン把駐力+主アンカー把駐力)+(チェーン把駐力+孫アンカー把駐力)チェーンの把駐力は、海底との接触長さと海底土質による。 |
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把駐力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/03 07:42 UTC 版)
把駐力(はちゅうりょく、holding power)とは、主に船舶で使用する錨が底質(岩などは除く)との間に生み出す抵抗力を指す。係留力の基となるアンカーによる力なので、鎖で生じる抵抗分は含まない。ただし、船舶に対する錨鎖全体の係留力を把駐力として扱う場合もある。
把駐力の大きさは、錨の形状(種類)、大きさ(重量)、底質(砂やヘドロ等)に依存し、錨の姿勢(状態)によっても大きく変化する。単位は一般的にトン(t)またはキログラム(㎏)が用いられる。
船舶の係留力は使用している錨鎖の総把駐力となるので両舷の錨を使用した場合、
- 総把駐力=(主錨の把駐力+鎖の抵抗力)+(副錨の把駐力+鎖の抵抗力)
となる。鎖の抵抗力は、繰り出された全体の長さでは無く、海底との接触長さによる。錨鎖が海底に接触している距離が長い程、把駐力が大きくなる。把駐力が消失する錨鎖の長さは、一般的に水深の1.5倍の長さと呼ばれる。この長さをショート・ステイ(short stay)と言う。「停泊中と航海中」の境界は「アップアンドダウン」[1]。
- 1 把駐力とは
- 2 把駐力の概要
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