把駐力とは? わかりやすく解説

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把駐力

読み方はちゅうりょく
【英】: holding power

浮遊海洋掘削装置アンカー船位保持する際に係留力の基となるアンカーによる保持力をいう。
掘削作業期間、掘削装置定位置保持するためには、掘削装置作用する外力に対して十分な把駐力を持つ必要がある。そのため、把駐力解析行いアンカー形状海底土質性状考慮しアンカーに働く力の釣合いモーメント釣合い解いてアンカー最大把駐力を求める。チェーン使用した場合は、アンカー把駐力にチェーンの把駐力が加わり合計把駐力は次式で表される合計把駐力=(チェーン把駐力+主アンカー把駐力)+(チェーン把駐力+孫アンカー把駐力)チェーンの把駐力は、海底との接触長さ海底土質よる。

把駐力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 09:15 UTC 版)

把駐力(はちゅうりょく、holding power)とは、主に船舶で使用するが底質(岩などは除く)との間に生み出す抵抗力を指す。係留力の基となるアンカーによる力なので、鎖で生じる抵抗分は含まない。ただし、船舶に対する錨鎖全体の係留力を把駐力として扱う場合もある。


  1. ^ 船の豆知識
  2. ^ JIS型錨の挙動
  3. ^ 国土交通省 船舶設備規定
  4. ^ 日本海事協会 鋼船規則C編,L編


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