批判的地域主義とカルチュラルスタディーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 07:09 UTC 版)
「批判的地域主義」の記事における「批判的地域主義とカルチュラルスタディーズ」の解説
批判的地域主義は建築に続き、カルチュラルスタディーズ、さらに文学研究や政治理論、とりわけガヤトリ・C・スピヴァクの仕事でも用いられてきた。2007年のジュディス・バトラーとの共著『誰が国民国家を歌うのか』(日本語訳:『国家を歌うのは誰か?――グローバル・ステイトにおける言語・政治・帰属』)でスピヴァクは、確固としたナショナル・アイデンティティや国境に根拠を置くナショナリズムの脱構築的代替を提案する。ダグラス・ラインハート・パウェルの著『批判的地域主義、アメリカ状況における政治と文化の結合(Critical Regionalism: Connecting Politics and Culture in the American Landscape)』(2007)では最初の建築理論での使用から、文化や文学や政治理論へのこの言葉の使用の浸透の軌跡を跡付け、さらにこれらの交差領域に依拠した方法論を提案している。
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