高高度気球
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高高度気球(こうこうどききゅう)は、成層圏などの高層大気に放たれる気球のこと。水素やヘリウムが充填され、18 kmから53 km程度までの高さに到達する。気象観測所によって打ち上げられている気象観測用のラジオゾンデ・オゾンゾンデも高高度気球の一種である。より高くへの到達を目的とした気球は薄膜でできたものが主であり、効率的な薄膜の開発なども行われている。
- ^ “無人気球到達高度の世界記録更新について”. JAXA. (2013年9月20日) 2013年9月21日閲覧。
- ^ “高高度気球”. JAXA. 2011年12月28日閲覧。
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- ^ “北海道での風船宇宙撮影 = 風船宇宙撮影”. 2012年10月8日閲覧。
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- ^ “今夏の宇宙遊覧商業運航開始へ向け、自社開発の有人ガス気球で成層圏(高度10,555m)へ到達成功”. PRTIMES. 2024年6月11日閲覧。
- ^ GPS without limits
- ^ Why are there altitude and velocity limits for GPS equipment?
- ^ COCOM Limits
- ^ 井筒直樹, et al. スーパープレッシャー気球の開発と試験. 宇宙航空研究開発機構研究開発報告 JAXA-RR-07-009, 2008.
- ^ “膨張型低高度金星気球”. JAXA. 2017年1月29日閲覧。
- 1 高高度気球とは
- 2 高高度気球の概要
- 3 機材
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