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悪徳の栄え

原題:Vice and Virtue
製作国:フランス
製作年:1963
配給:MGM
スタッフ
監督:Roger Vadim ロジェ・ヴァディム
製作:Alain Poire アラン・ポワレ
原作:Marquis De Sade マルキ・ド・サド
脚色:Roger Vadim ロジェ・ヴァディム

Roger Vailland ロジェ・ヴァイヤン
撮影:Marcel Grignon マルセル・グリニョン
音楽:Michel Magne ミシェル・マーニュ
美術:Jean Andre 
キャスト(役名
Annie Girardot アニー・ジラルド (Juriette)
Catherine Deneuve カトリーヌ・ドヌーヴ (Justine
Robert Hossein ロベール・オッセン (Schondorff)
O. E. Hasse O・E・ハッセ (Von Bamberg
Philippe Lemaire フィリップ・ルメール (Hans
Serge Marquand セルジュ・マルカン (Ivan
Luciana Paluzzi ルチアナ・パルッツィ (Helena
Georges Poujouly ジョルジュ・プージュリー (Hoech)
Jean Pierre Honore  (Jean
解説
八世紀フランス作家マルキ・ド・サドの『ジュスティーヌまたは美徳の不幸』及び『ジュリエット物語または悪徳の栄え』の原作を、「戦士の休息」のロジェ・ヴァディムロジェ・ヴァイヤン脚色し、ヴァディム監督したもの。撮影は「危険な関係」のマルセル・グリニョン音楽ミシェル・マーニュ出演者は「フランス女性と恋愛」(離婚篇)のアニー・ジラルド、「パリジェンヌ第四話のカトリーヌ・ドヌーヴ、「戦士の休息」のロベール・オッセンO・E・ハッセフィリップ・ルメールなど。製作はアラン・ポワレ黒白・ディアリスコープ。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
第二次大戦中、ドイツ軍占領下のパリ。ここに正反対性格を持つ二人姉妹がいた。姉のジュリエットアニー・ジラルド)は逞ましく現実的だった。彼女はドイツ占領軍司令官フォン・バンベルグ将軍情婦だった。これに反し妹のジュスティーヌ(C・ドヌーヴ)は純情可憐な娘だった。フォン・バンベルグはナチ指導者戦略批判したので、ナチス親衛隊将校シェーンドルフ(ロベール・オッセン)に毒殺された。ジュリエットはシェーンドルフの残忍魅力となってしまった。彼女とシェーンドルフの異常で激しい交情がはじまった。そして二人ドイツへ向った。彼らより一足先にジュスティーヌもドイツにいた。ある日ドイツ兵に捕えられ、この騎士館という建物へつれてこられたのだった。ここの女達は、この家の客、ナチス・ドイツお歴々慰み物になるのだった。だが、ジュスティーヌは幸いずっと難をのがれていた。シェーンドルフとジュリエットベルリンに着いた頃は、ドイツももう最後の時が来ていた。彼らはベルリンを見捨て、まず騎士館へ、それからチロル別荘にのがれようとしていた。館では奇怪裁判が行われていた。ジュリエット被告達の中にジュスティーヌの姿を見つけた。すきをみてジュリエット一緒に逃げようと説いたが、ジュスティーヌはこれを頑としてはねつけ、嫌悪と憐みの眼で姉をみつめるばかりだった。シェーンドルフはソ連軍ベルリン占領総統自殺電報を受け取った。とうとうアメリカ軍突入してきた。こんな中でシェーンドルフはジュリエットに毒入りシャンパンををのませた。アメリカ兵が侵入逃げようとしたシェーンドルフは射殺された。ジュリエット二階欄干からこれをみていた。彼女の眼ぼうっとかすんできた。フォン・バンベルグの毒殺時のことを思い出しながらのきいてきた彼女は階下崩れ落ち、最も愛し最も憎んでいた男シェーンドルフのそばにしかばねを横たえた。一方、ジュスティーヌは無事救出され、はれて自由の身となった。

悪徳の栄え

原題:
製作国:日本
製作年:1988
配給:シネ・ロッポニカ
スタッフ
監督:実相寺昭雄 ジッソウジアキオ
プロデューサー:伊藤秀裕 イトウヒデヒロ
原作:マルキ・ド・サド 
脚本:岸田理生 キシダリオ
撮影:中堀正夫 
音楽:松下功 マツシタイサオ
美術:池谷仙克 イケヤノリヨシ
編集:井上治 イノウエオサム
録音:木村瑛二 キムラエイジ
スクリプター:渡辺亨 
助監督:北浦嗣巳 キタウラツグミ
照明:牛場賢二 
キャスト(役名
李星蘭 リセイラン (不知火珠江
清水■治 ※■は[糸宏] シミズコウジ (不知火鬼一
牧野公昭  (犯)
石橋蓮司 イシバシレンジ (花輪相平)
寺田農 テラダミノリ (湯神首男)
米沢美知子  (玉伏森子
橘玖海子  (はる)
木築沙絵子 キヅキサエコ (なつ)
前原祐子 マエハラユウコ (ふゆ)
杉下なおみ スギシタナオミ (モヨ)
河辺かすみ カワベカスミ (知奈美
日野利彦 ヒノトシヒコ (料理長
山梨ハナ ヤマナシハナ (娼館女主人)
吉原正皓 ヨシハラマサヒロ (珠江の客の老商人
中島葵 ナカジマアオイ (園田るい子)
東丘出陽 ヒガシオカイズヒ (白崎麻子)
佐野史郎 サノシロウ (磯辺浅)
原保美 ハラヤスミ (男)
解説
犯罪者ばかりの劇団マルキ・ド・サドの「悪徳の栄え」を演じる様子虚構現実交錯させながら描く。マルキ・ド・サド原作同名小説映画化で、脚本は「1999年の夏休み」の岸田理生執筆監督は「帝都物語」の実相寺昭雄撮影同作中堀正夫それぞれ担当
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
昭和10年の秋。不知火候爵の家では宴が開かれていた。不知火候爵、珠江夫人財閥首魁花輪相平、大審院裁判長・湯神首男、女伯爵・玉伏森子らは皆犯罪者であり、白縫劇場劇団員なのだ。そして今はマルキ・ド・サド原作の「悪徳の栄え」の稽古に励んでいた。劇中、悪徳の女・ジュリエットに扮した珠江サンファン大公役の花輪鞭打つ泥棒ドルヴァル役の新人・犯は候爵の命令珠江犯し喫茶店小学校校長毒殺した。劇中、候爵扮するノアルスイコはジュリエット父親破産させて死に追いやるが、現実には両親を失くして娼婦となった珠江を候爵が妻にしたのだ。白縫劇場シモン夫人役の女優射殺された。候爵は珠江と犯が情を通じ合っているのを知って嫉妬するが、珠江台本にない芝居をして候爵を狼狽させる。犯が殺人犯として逮捕され、珠江は候爵に助け求め悪徳の女・ジュスティーヌと二役することになった。居間抱き合う全裸の犯と珠江を候爵の刃が貫く。2・26事件起こり白縫劇場舞台では候爵が一人ピエロマルキ・ド・サドを演じていた。


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悪徳の栄え

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/29 10:19 UTC 版)

悪徳の栄え(あくとくのさかえ)




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