悉曇文字とは? わかりやすく解説

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梵字

(悉曇文字 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 15:00 UTC 版)

梵字(ぼんじ)とは、インドで使用されるブラーフミー系文字: Brahmic script)(インド系文字: Indian script))に対して、日本東アジアで歴史的・伝統的に用いられてきた総称的な漢訳名である。「梵語サンスクリット)を表記するための文字」の意だが、起源であるブラーフミー文字が「ブラフマー梵天)の創造した文字」を意味するので、それを意訳したものとも解される。


  1. ^ 梵字 - コトバンク
  2. ^ The siddham alphabet in Chinese brush style, by Kukai
  3. ^ 空海『梵字悉曇字母釈義』。
  4. ^ 石村、参考文献、pp.11-12。
  5. ^ a b 小林 2009, pp. 156–158.
  6. ^ I-Tsing(著)、J. Takakusu(訳) "A Record of the Buddhist Religion as Practiced in India and the Malay Archipelago", Asian Educational Services, 2000年12月, pp.170-171
  7. ^ 馬渕、参考文献、pp.1-42。特にp.40の表を参照。
  8. ^ 玄奘『大唐西域記』 巻第二(三国)http://www.cbeta.org/result/normal/T51/2087_002.htm2008年2月11日閲覧。"詳其文字、梵天所製、原始垂則、四十七言也。〔…〕而開蒙誘進、先導十二章。"。 
  9. ^ 義浄『南海寄帰内法伝』 巻第四http://www.cbeta.org/result/normal/T54/2125_004.htm2008年2月11日閲覧。"本有四十九字。共相乗転。成一十八章。総有一万余字。"。 
  10. ^ たとえば田久保、参考文献、第一篇p.76。
  11. ^ 龍樹大智度論』 摩訶般若波羅蜜経広乗品(四念處品)第十九、鳩摩羅什訳・釈http://www.cbeta.org/result/normal/T25/1509_048.htm2008年2月11日閲覧 
  12. ^ Salomon, Richard (1990). “New Evidence for a Gāndhārī Origin of the Arapacana Syllabary”. Journal of the American Oriental Society (110.2). 





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