御津図書館
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1975年(昭和50年)1月15日には宝飯郡御津町に御津町中央公民館(現・豊川市御津文化会館)が竣工し、中央公民館図書室では図書の貸出や講座の実施が行われた。御津町中央公民館の敷地面積は7,403.2m2であり、図書館部分の床面積は925.14m2。建物は鉄筋コンクリート造の2階建である。蔵書収容能力は開架が50,000冊、閉架が26,000冊、計76,000冊。 開館当時は蔵書数が少なかったため、御津町立御津中学校のPTAが寄贈を呼び掛けるなどし、1975年度に1,133冊だった蔵書数は、1980年度には4,723冊、1985年度には8,618冊となり、1987年度には1万冊を超えた。寄贈された図書の中には御津町文化協会短歌部会員の著書も数多く含まれ、同会の会報『アララギ』はほとんどすべてそろっている。 1995年(平成7年)1月には御津町文化会館(現・豊川市御津文化会館)が開館し、4月2日には建物内に御津町文化会館図書室が開室。開館時の蔵書数は約25,000冊であり、最終的には5万冊に達する予定である。開館時間は9時から17時、休館日は毎週月曜・月末日・年末年始、開館時の貸出冊数は3冊までだった。 2008年(平成20年)1月に豊川市が御津町を編入合併したことで、御津町文化会館図書室は豊川市御津図書館に改称した。公共交通機関ではJR東海道本線愛知御津駅から徒歩10分である。
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