後染め

デジタル大辞泉

あと‐ぞめ【後染（め）】

読み方：あとぞめ

白生地に織り上げてから染色すること。また、染めたもの。友禅・小紋・絞りなどで行う。⇔先染め。

ジーンズ用語辞典

後染め(=製品染め)

製品に仕上げてから色を染める方法のことで、ガーメントダイと同義で使われる言葉。

ブルージーンズは、通常あらかじめインディゴで染めたタテ糸と染めていないヨコ糸を交差して織布するデニムを使用し、カラージーンズは赤や黒に染められたヨコ糸と染めていないヨコ糸、またはタテ・ヨコ共に染めた糸により織布される生地を使用して作られる。それに対して後染めのカラージーンズは、タテ・ヨコ共に染めていない糸を使用して織布し、製品の状態で染める。
生産・在庫の効率を考えて生まれた側面もある。

古着用語辞典

後染め

生地の段階ではなく、一度完成されたジーンズなどを後から染めること。

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後染め

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/07 04:10 UTC 版)

「ジーンズ」の記事における「後染め」の解説

製品染めとも言う。先染めに対する言葉で、布（生地）を織り上げてから染色すること。メーカーから発売されるカラージーンズは大抵、大元がホワイトジーンズでこれを後染めして作られる。ショップによってはブルージーンズをも後染めして販売している。なおブラックジーンズには、全面的に後染めされたリアルブラックと、ブルージーンズの縦糸を黒に変えたブラックデニムで作られるもの（先染め）の2種類がある。