往生地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 18:03 UTC 版)
往生地(おうじょうじ)は、善光寺の北西の高台に広がる町。大字長野と大字西長野にまたがる。郵便番号は、380-0867。 周囲は以下の町丁と接する。 大字西長野 箱清水三丁目 大字西長野 横沢町 往生地 新諏訪二丁目 狐池 市街地を見下ろす高台の住宅地である。この地には1933年(昭和8年)に失業対策事業として展望道路が通されており、道路に沿って夕陽ヶ丘団地が造成されている。沿道にある往生地浄水場は、1915年(大正4年)に給水開始した市内で最も古い浄水場である。 もともとは狐池(大字長野)・西長野町(大字西長野)の各一部であったが、高台に位置するこの地域への配給事務が両町にとって負担であったため、両町より分かれて1941年(昭和16年)4月1日に起立した。町名は、刈萱上人がこの地で修行の末1214年(建保2年)に入寂したことに由来する。起立の経緯から大字長野・大字西長野にまたがっているため、地番の重複が問題となっている。 地区内の人口および世帯数は、331世帯 800人(平成30年10月1日現在)。
※この「往生地」の解説は、「長野 (長野市)」の解説の一部です。
「往生地」を含む「長野 (長野市)」の記事については、「長野 (長野市)」の概要を参照ください。
- 往生地のページへのリンク